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導入事例

自治医科大学附属病院 様

指紋認証で病院情報システムのセキュリティを強化

個人情報保護法遵守の観点から、患者情報漏洩対策として指紋認証装置オプティマウスを導入。
課題

従来はIDや複数のパスワードを併用するシステムであったため、利用者のパスワード失念への対応、重要データの漏洩やウィルス感染に常に危機意識を持たざるを得なかった

導入した製品

「EyeDオプティマウスⅢ」
1500セット

効果

パスワードの忘却などに左右されない、簡単かつ正確な認証環境を実現。

情報システムへの取り組み

自治医科大学附属病院のIT化は、2004年の入院病棟のオーダリングシステム稼働を皮切りに、段階的に計画・導入されてきた。2000年にスタートした大学側のIT化推進を端緒に、翌2001年に附属病院でも、現在の医療情報部の前身に当たるIT化に向けての委員会を設置、同年に病院情報システム基本構想を策定した。

その後、三菱総合研究所のコンサルテーションなどを経て、2003年、日本IBMの電子カルテシステムの導入を決定、翌年から3年計画(=3段階)で具体的なIT化に踏み切ることになったのである。

入院病棟のオーダリングシステムに続き、2005年には外来のオーダリングシステムと医用画像情報システム(PACS,RIS)、さらに2006年には電子カルテシステムを稼働、これにより同病院IT化3年計画はひとまず完了した。

将来的にはITを通じた地域内の重要拠点病院や開業医院との画像データなどの情報共有による連携、また大規模災害時の情報セキュリティ強化という観点から、自治医科大学のさいたま医療センター(埼玉県)とのミラーサーバーの相互所有化などの構想も見据えている。

指紋認証導入の背景

同病院IT化推進の過程で重要視されたのがセキュリティ対策。2003年に正式発足した医療情報部が中心となって検討の結果、2005年施行の個人情報保護法への対処という観点から、最終的に指紋認証システムを採用した。

従来はIDや複数のパスワードを併用するシステムであったため、利用者のパスワード失念への対応、さらには「なりすまし」など不正アクセスによる患者情報等、重要データの漏洩やウィルス感染に常に危機意識を持たざるを得なかった。

今回採用した指紋認証システム「EyeDオプティマウスⅢ」はマウス一体型のため、利用者が各自の端末にログインする際、自然な動作で認証を完了できる。セキュリティの強化がスムーズな流れの中で負担なく行えるようになった効果も大きい。

導入規模・製品

  • 「EyeDオプティマウスⅢ」1500セット

日本IBMの電子カルテシステムの指紋認証読取装置として導入

導入効果

  • パスワードの忘却などに左右されない、簡単かつ正確な認証環境を実現。
  • パスワードによる「なりすまし」等、不正アクセスの防止と抑止効果を実現。
  • マウス一体型の認証で、ストレスを感じさせない快適な使用感。

小西宏明氏

自治医科大学
中央手術部 教授
医療情報部
心臓血管外科
小西宏明 氏

2004年から3年計画で進めてきた当病院のIT化が2006年の電子カルテ導入で一段落し、フィルムレス、ペーパーレス化による運搬や管理の省力化が実現しました。同じ画面を見ながら医師同士で相談できることで、診断のスピード化や質の向上にもつながっています。

指紋認証の導入については、セキュリティの強化はもちろんですが、従来パスワードで行っていたログイン時の混乱を解消させる効果も少なくなかったと思います。システムごとに別々のIDやパスワードを要求されたり、「パスワードを忘れてしまった」などの問い合せが多くありました。

指紋認証にしてからのほうがスムーズで特に大きな問題はありません。マウス一体型なので、自然な流れの中で認証されるため長時間使用してもストレスは感じないようです。

【お客様プロフィール】自治医科大学附属病院

住 所 栃木県下野市薬師寺3311-1
設 立 1974年4月
病床数 1130床

医師が不足する地域へ派遣するための総合医を養成する目的で、1972年に設立された自治医科大学の付設病院として開院。自治医科大学の臨床教育の場と地域医療の基幹病院機能を併せ持ち、診療科40科を開設。2002年に新病棟が完成し、2004年に本館病棟の改修が完了。2006年には「とちぎ子ども医療センター」を病院敷地内に建設、高度な小児専門医療機能を持つ施設として注目を集めている。

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