指紋認証で電子カルテシステムのセキュリティを確保
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医療情報システムの導入に伴い、「情報事故」への対策。地域の拠点病院と共に精神科中心という同病院の性格上、患者の個人情報に対するセキュリティを強化する必要があった |
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「EyeDオプティマウスⅢ」 |
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パスワードの忘却などに左右されない、簡単かつ正確な認証環境を実現。 |
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東京武蔵野病院における医療情報システムへの取り組みは1998年のオーダリングシステムの導入が、その端緒となった。以前より調剤システム、臨床検査システム、医事会計システムなど部門システムは導入されていたが、これらは部門ごとの効率化には寄与したものの病院全体の効率化と診療情報の有効化には結びついてはいなかった。そこで次のステップである電子カルテの導入をきっかけに、病院全体の効率化を図るシステム連携を目指すことになった。
2004年3月、精神医療のリーディングホスピタルとして、指紋認証システムを導入した新しい医療情報システムがスタートしたのである。このシステムは上記部門に加え、看護支援システム、栄養管理システムなどをネットワークで結び、診療情報を一元管理して、医療品質の向上、患者サービスの向上、経営の効率化、将来への対応力といった課題解決への基盤となっている。
医療情報システムの導入に伴い、課題の一つとなったのが「情報事故」への対策。地域の拠点病院と共に精神科中心という同病院の性格上、患者の個人情報に対するセキュリティは慎重の上に慎重を期する必要があった。病院内での情報共有化のみならず、病院と患者のパートナーシップ実践のための情報開示、さらに近年は精神医療における基幹・拠点病院として他病院との連携も加速しており、情報セキュリティへの取り組みは東京武蔵野病院にとって最重要課題といっても過言ではなかった。
その対策の一つとして導入されたのが指紋認証システム「EyeDオプティマウスⅢ」。電子カルテおよび看護支援システムへのアクセスは指紋認証で本人確認を実行することにより、確実に患者情報保護が実施されている。
さらに改ざん防止や更新・閲覧等すべての履歴保存、24時間稼働のサーバ室による診療情報の一括管理などにより、厚生労働省通達の「診療録等の電子媒体による保存について」に定められた「真正性」「見読性」「保存性」の3原則に基づく高度なセキュリティ管理に応えている。
電子カルテの患者情報セキュリティ対策として指紋認証読取装置を導入



財団法人精神医学研究所 附属
東京武蔵野病院
医療IT室 室長
加藤 丈典 氏
「心身一如」の理念の下、1928(昭和3)年の開院以来、精神科を中心に一般科、救急対応まで心と身体の病に対応する最高の医療サービスの提供を実践する。精神科常勤医師、一般科常勤医師、看護職常勤、精神保健福祉士・臨床心理士などのコ・メディカルスタッフを擁する東京城北地区有数の大規模病院。今後は精神科救急・急性期医療における民間型の地域基幹病院としての役割を見据えている。
2003年、当時稼働していたオーダリングシステムの更新時期に、以前から院長の念願でもあった「情報共有・活用/開示基盤の再構築」に向けた電子カルテを中心とした医療情報システムの実現に着手することになりました。指紋認証に関しては、患者情報のセキュリティ強化・確保という前提で当初から電子カルテと看護支援システムに導入する計画でした。職員のセキュリティ意識も向上し、パスワードの煩わしさからも解放され快適な情報セキュリティ環境ができたと考えています。
【お客様プロフィール】財団法人 精神医学研究所 附属 東京武蔵野病院
| 住 所 | 東京都板橋区小茂根4-11-11 |
|---|---|
| 設 立 | 1928年 |
| 病床数 | 686床 |
| 職員数 | 663名 |
「心身一如」の理念の下、1928(昭和3)年の開院以来、精神科を中心に一般科、救急対応まで心と身体の病に対応する最高の医療サービスの提供を実践する。精神科常勤医師、一般科常勤医師、看護職常勤、精神保健福祉士・臨床心理士などのコ・メディカルスタッフを擁する東京城北地区有数の大規模病院。今後は精神科救急・急性期医療における民間型の地域基幹病院としての役割を見据えている。