指紋認証で電子カルテシステムのセキュリティを確保
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デジタルデータの持ち出しや持ち込みによる患者情報などの漏洩、ウィルス感染防止に対する取り組みが、これまで以上に求められる環境となってきた。 |
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「EyeDハムスターⅢ」 |
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パスワードによる「なりすまし」等、不正アクセスの防止と抑止効果を実現。 |
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東邦大学医療センター佐倉病院では、大森、大橋の両病院に続き、総合的な医療情報システム構築の一環としてオーダリングシステムを中心とするIT化を決定した。
その結果、診療の場から各部門への情報伝達がスムーズに行われ、従来は紙やフィルムで扱われてきた診療業務をデジタル化し一元管理することで、情報の共有や、多角的な分析や利用が可能になる半面、デジタルデータの持ち出しや持ち込みによる患者情報などの漏洩、ウィルス感染防止に対する取り組みが、これまで以上に求められる環境となってきた。
オーダリングシステム導入を検討していた2005年、厚生労働省が医療情報システムへの生体認証を推奨するガイドライン*を発表、佐倉病院でもオーダリングシステム委員会を設置し安全性、効率性、コストパフォーマンスなど様々なアングルから検証を重ねた結果、ID+指紋認証によるシステムを採用することとなった。
以前に導入された他の二つの医療センター病院では、現在のところID+パスワードによる認証を実施しており、東邦大学における初の指紋認証システム導入ということで佐倉病院のみならず全学的に注目を集めている。
*「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン」(2005年 厚生労働省)
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2005/03/dl/s0331-8a.pdf
『6.5-D.推奨されるガイドライン
(中略)認証に用いられる手段としては、ID+バイオメトリクスあるいはICカード等のセキュリティ・デバイス+パスワードまたはバイオメトリクスのように利用者しか持ち得ない2つの独立した要素を用いて行う方式(2要素認証)等、より認証強度が高い方式を採用することが望ましい。(中略)
日本IBMの電子カルテシステム「CIS-MR」の指紋認証読取装置として導入


東邦大学医療センター
佐倉病院 副院長
耳鼻咽喉科 教授
病院情報システム委員会 委員長
山本昌彦 氏
東邦大学医療センター佐倉病院のオーダリングシステム導入に当たり最も重要な要件項目の一つとしてセキュリティー問題があった。中でも、不正アクセスと不正利用回避については時間をかけて検討を進めた。危機管理は社会的要望であり、病院機能を守るためでもあるために最重要課題であった。
このところ指紋認証技術が進歩し、システム内の導入利用が比較的容易になってきたことが分かり、指紋認証導入することを決定致した。
現在、指紋認証は職員間でシステム起動時にスムースに行われており、不正使用回避と利用者管理に威力を発揮している。
【お客様プロフィール】東邦大学医療センター佐倉病院
| 住 所 | 千葉県佐倉市下志津564番地1 |
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| 設 立 | 1991年9月 |
| 病床数 | 300床 |
| 職員数 | 600名(医師145名を含む) |
2005年に創立80周年を迎えた東邦大学。地域医療の要、さらには臨床教育の場として重要な役割を担う医学部・医療センター。大森病院、大橋病院(いずれも東京)に続く三つ目の東邦大学医学部付属病院施設として1991年9月に千葉県佐倉市に開設された。現在は14の診療科と6つのセンターを要する地域の中核病院と位置付けられており、2008年には150床の増床を予定している。